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【内定者ブログVol.1】子どもの心を掴む工夫

"お家時間"が鍵を握る

みなさんこんにちは!

パッションゼミナール内定者第一号の本常遥己(もとつねはるき)です!

本日から、『内定者ブログ』ということで定期的に皆さんの子育て・教育にちょっと役立つ情報を発信していきたいと思います。

 

今回のテーマは『親子の家での過ごし方』です。

最近は外出しづらい世の中ということもあって、家で過ごす時間が増えていますよね。

皆さんは家でどのように過ごしていますか?

家族でコミュニケーションを取る時間は一日のうちどれだけあるでしょうか。

 

とある精神科医のお話では、人間が不幸を感じる原因の85%は不満足な人間関係に起因すると言われています。

『嫌われる勇気』で有名なアドラーさんは100%とさえ言っているとか。

子供が豊かな人間として成長していくためにも、勉強はもちろん、コミュニケーションも重要だと言えます。

外で人と会う機会がめっきり減った分、お家でのコミュニケーションの質をあげていくことはとても大切だと言えます。

 

そこで今回は、個人的におすすめできるお家での親子の過ごし方を3つご紹介していきます。

おすすめ① ~ボードゲーム~

まず、一つ目がボードゲームです。

実は僕、大のボードゲーム好きなんです。(笑)

高校時代のカナダ留学の折、ホストファミリーと遊んだことがきっかけでその面白さに魅了されてしまいました。家族で遊ぶっていいなあ…そうシミジミ感じていたことを今でもよく覚えています。

以来、僕は積極的にボードゲームで遊ぶようになり、今では親や兄弟だけでなく、従兄弟など親戚が集まった時の遊びの定番にもなりました。

ボードゲームがおすすめな理由は以下の通りです。

 

・社会性を育むことができる

ボードゲームでは、様々な人と様々な目的で積極的にコミュニケーションをとることが求められます。これは日常生活の中で教師、クラスメイト、様々な人と良好な人間関係を築いていく上で必要な能力を磨いてくれることでしょう。

・柔軟な思考力や発想力が鍛えられる

ゲーム性にもよりますが、多くのボードゲームではそれなりの思考活動が求められます。よく友人と遊んでいると、ゲームに勝利するために、普段使わない思考回路を使っていると感じる人も少なくないようです。今日の教育業界では『主体的・対話的で深い学び』がよく言われるようになりましたが、ボードゲームはまさにこれを体現していると言ってもいいでしょう。

・伝達力が磨かれる

ボードゲームでは、対戦相手と交渉するなどで自身の考えていることを正確に伝えることが必要な場面が良くあります。また、よく遊ぶ人にとってはゲームを始める前のルール説明などでも鍛えられるのがこの伝達力です。人に伝えられるということはそれだけ深く理解している証です。伝達力に自信がつくと、勉強を友達に教えることも楽しくなるでしょう。学力アップ間違いなしです!

 

いかがでしたでしょうか?具体的なおすすめゲームは、また別の機会に紹介していきたいと思います。

面白そう!と思った方は、是非ゲーム選びからお子さんと一緒にやってみることをおすすめします。

おすすめ② ~映画鑑賞~

次におすすめするのが映画鑑賞です。

実は、僕はボードゲームはよく遊んでいますが、その一方で映画を見る習慣はあまりありません。

それでも映画鑑賞がおすすめできる、とてもシンプルな理由があります。

それは『手軽で・種類が多く・多角的な話題性がある』ということです。

・『手軽である』

最近はいわゆるサブスクが増え、誰もが手軽に観たい映画を観ることができるようになりました。家族がその場にて、テレビをつけるだけで見ることができます。また、ボードゲームと違ってこちらが何か説明する必要もなく、鑑賞していくうちに世界観を理解し、楽しむことができます。家族時間を過ごす上で、これ以上に手軽な手段も中々ないでしょう。

・『種類が多い』

映画のジャンルは非常に豊富です。家族全員で楽しめる作品は少なからずあるはずですし、子どもが観たがってる映画を一緒に観れば、子どものパーソナリティを深く知る手がかりにもなります。種類の多い映画で全く好きな作品がない、なんてことは滅多にないでしょう。ちなみに、個人的におすすめは原作が書籍で出版されている作品です。映画をきっかけに読書習慣も身につけることができれば、一挙両得ではないでしょうか。

・『多角的な話題性がある』

映画は、いわば総合的な創作物です。脚本、音楽、映像、俳優や声優、話題にできる要素はあげればきりがありません。映画鑑賞をして、純粋な感想をシェアするのももちろん楽しいですし、時には個人的に好きな俳優の話で盛り上がったりなど、少しマニアックな話を家族でできたとしたら、絆が一層強まっていきそうだと思いませんか?

 

いかがでしたか?映画鑑賞もまた、家族のコミュニケーションの質と量を両方高めてくれる、最高の手段です。もし気になっている作品があれば、家族皆で見るという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

おすすめ③ ~一緒に勉強をしてみる~

最後のおすすめは『一緒に勉強をしてみる』です。

ポイントは『一緒にする』ということです。

それぞれ同じ問題を解くなど、宿題の内容ややり方を体験することで得られるメリットはたくさんあります。

個人的にはとくにこの3つが大切だと感じています。

・自然と子どもの勉強時間が確保できる

一緒に勉強するので、子どもも自然と勉強習慣が身に付きます。また親も一緒に勉強していることで、その姿をみて、子どもも勉強の価値を無意識的に感じるようになり、意欲的に勉強することも期待できます。

・子供の勉強スタイルを理解できる

親子といっても、同じ勉強法がやりやすいとは限りません。子どもがどんな勉強をしているのかを理解することで、勉強の悩みも一緒に解決できるようになっていきます。

・子どもとの信頼関係を築ける

一緒に勉強する習慣が定着していくと、親子の間で信頼関係が築けます。勉強を通して学校の様子も話すことがあるかもしれません。時には協力して難しい問題を一緒に解いてみるのもおすすめです。

多かれ少なかれ、勉強の話題はどのご家庭でもされることだと思います。だからこそ、子ども達が今どんなことを勉強しているのかを知ることは、子どもの理解に深くつながります。

一緒に勉強をすることで、お子さんが今どんなことにつまづいているのか、逆に何が得意なのか、それをしっかり理解することができます。勉強への理解が深まれば、お子さんの勉強意欲が高まっていくことも期待できることでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

大きく3つほどおすすめを紹介はしましたが、大切なのは『子どもも親も両方ハッピー』であるということです。

どちらか一方にとっては不利益だと感じてしまえば、そう長くは続きませんし、お家時間が息苦しいものになってしまいます。

大切なのは、双方で対話し、どんな時間を過ごしていきたいかをすり合わせをしていくことです。

 

何か一つでも、皆さんの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではまた次回お会いしましょう〜!